子供が習い事を嫌がる8つの原因【親がしてあげられることも解説】
子供が習い事を嫌がっていて悩んでいる…
そんな風に悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、子供が習い事を嫌がる原因から、その対処法までを”子供の満足度NO.1″のグランピング施設スタッフがくわしく解説していきます。
この記事を参考にすることで、習い事を嫌がる子供にたいして適切にケアすることができます。
忙しい方のために、5分ほどでまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
子どもが習い事を嫌がる8つの原因
子どもが習い事を嫌がる原因は以下の通りです。
- 成果が出なくて、上達がしない
- 人との相性
- 興味・関心がない
- 何かがめんどくさい
- 他のことがしたい
- 他のやるべきことが多い
- 眠く、疲れている
- 理解するのが難しい
理由が分からないと対処方法もわからず、お互いにストレスがかかりますよね。
子どもの気持ちを想像しながら、当てはまるものがないか読んでみてください。
成果が出なくて、上達がしない
子供が習い事を嫌がる原因の1つとして「成果が出なくて、上達しない」があります。
子どもは、わかりやすい成果=結果が出ないと飽きてしまいやすいです。
自分が上達したこと、上手くできるようになったことを意外にしっかりと自覚しているもの。
しっかりと取り組まないと身につかないものは、好きになるまでに時間がかかるかもしれません。
また、年齢に対して少しハードルが高いものに取り組んでいる場合もありますので、今一度、取り組んでいる習い事を見直す機会です。
人との相性
子供が習い事を嫌がる原因として「人との相性」も考えられます。
人と人は誰しも、相性というものがありますよね。
子供にとっても同じで、習い事を教えてくれる先生との相性はとても大切です。
この相性が悪いことが原因で、子どものモチベーションが決まると言ってもいいでしょう。
我が子にあった先生、教室なのかの見極めは大切です。
興味、関心がない
子供が習い事を嫌がるのは「興味、関心がない」のも原因の1つです。
そもそも、その内容に興味、関心がなかったというケースがあります。
両親や祖父母に勧められたから、友達がやっていると聞いたから…と、子ども自身が「やりたい!」と思っていないのに始めた場合には、長く続かないですね。
やってみたら思っていたのと違った、ということもあるのかもしれません。
何かが面倒くさい
子供が習い事を嫌がるのは「めんどくさい!」と感じるからです。
子どもは自分の気持ちを言葉にするのがまだ上手ではなく、出てくるのがこの一言、ということもよくあるでしょう。
スポーツでは着替えるのが面倒、公文では同じ問題を繰り返すのが面倒、そもそも練習が面倒、など、その理由もさまざま考えられます。
他のことがしたい
子供が習い事を嫌がる理由として「他のことがしたい」というのも考えられます。
子どもの興味、関心はうつろいやすいもです。
やっているうちに、
- もっと楽しいものがありそう
- お友達のやっているものの方が楽しそう
このように、他のことを目新しく思う気持ちが芽生えることもあります。
自分は習い事で、学校で仲良しの子たちが遊んでいる…そんな瞬間に気持ちが途切れてしまうこともありそうです。
他のやるべきことが多い
子供が習い事を嫌がるのは「他にやるべきことが多い」というのも原因の1つです。
子どもは毎日、学校の宿題がありますよね。
そこへ習い事の練習や、宿題が出た場合には、余白の時間がなく子どもが嫌になってしまいます。
習い事については、先生と相談して練習や宿題の量を調整することもできるはずなので、先生と子どもと、よく話し合うことも大切かもしれないですね。
眠く、疲れている
子供が習い事を嫌がる原因として多いのが「眠い・疲れている」というのもあります。
子どもがまだ小さいうちは、学校へ行って帰るだけでも一所懸命です。
授業で体育が入ったり、遠足や行事ごとがあるとなおのことですね。
家に帰ってほっとしたいところに、また支度をして何かを学びに行くというのは、とてもエネルギーが要ることかもしれません。
理解するのが難しい
子供が習い事を嫌がる要因として「理解するのが難しい」というのも大きいです。
理解できないことが多くなると、大人だって憂鬱な気分になりますよね。
他の子はできているのに…と自分で周りを気にしてしまったり、実際に同年齢の子や先生からの指摘があると自己肯定感も低くなってしまいます。
せっかくの習い事なのに楽しい気持ちになれないと辛いですよね。
子どもが習い事を嫌がるとき大人がしてあげられる正しい対処法
子供が習い事を嫌がる際に、わたしたち大人ができる対処法は以下の通りです。
- ヒアリングしてあげる
- 嫌がる部分の改善
- 休みを与える
- 期限や条件を決める
- やめてもいいことを伝える
せっかくの習い事には、できれば楽しく通ってもらいたいですよね。
子どもが嫌がる時にはみんなどうしているの?
大人ができる正しい対処法をまとめました。
ヒアリングをしてあげる
子供が習い事を嫌がる場合、まずは「ヒアリングをしてあげる」ことが大切です。
子どもなりに目一杯頑張っているのかもしれません。
話を聞いて、しっかりと気持ちを受け止めてあげることで、すっきりしてまた頑張ろう!とやる気が出ることもあります。
嫌がる部分の改善
子供が習い事を嫌がる際に「嫌な部分を改善」してあげるのも大人としての使命かなと感じます。
嫌がっている部分が、改善できる部分なのかをしっかり見極めてあげると良いです。
宿題が大変、疲れるなど家での問題だった場合には、積極的に改善できますね。
やる気を保てる量や時間を調整してあげましょう。
宿題や練習を一時的にでも減らしてもらえないか、先生に相談することもできます。
子供に合った習慣で習い事をするのがベストです。
休みを与える
子供が習い事を嫌がっていたら「休みを与える」ことも重要な要素です。
嫌だという意思表示があった時には、無理強いせずにその日はお休みをさせることも必要です。
大切なのは、子どもの心にさらに嫌だという気持ちが上書きされないようにすること。
強制すると、親との信頼関係にもヒビが入りかねません。
一度お休みをしてリフレッシュする時間が、次につながる可能性もあります。
期限や条件を決める
子供が習い事を嫌がっていたら「機嫌や条件を決める」のも有効的です。
子どもにとってわかりやすい期限や目標を一緒に設定してあげるのもおすすめです。
- 何級に合格する
- 何年生までは続ける
など、子どもが理解をしやすく、頑張れば可能な範囲で設定をすることが重要です。
もしかすると、目標に到達したところで子どもの方からもっとやってみるという声が聞けることもあるかもしれません。
やめてもいいことを伝える
子供が習い事を嫌がっていたら「やめてもいいことを伝える」ことが重要です。
思いきって「嫌ならやめてもいいんだよ」と伝えることも、頭の中には置いておきましょう。
習い事は、子どもの良いところや能力をプラスアルファで伸ばしてあげるためのひとつです。
ストレスを感じて元気がなくなったり、できないことに自信をなくしてしまっては本末転倒です。
子どもが習い事を嫌がるとき絶対にやってはいけないこと
逆に、子どもが習い事を嫌がるときに絶対にやってはいけないこともあります。
- 何もしない
- 責任の押し付け
- 無理やり行かせる
順番に解説していきます。
何もしない
子供が習い事を嫌がっている時にやってはいけないことは「何もしない」です。
子どもの気持ちを受け止めずに、何もしないことは、よくありません。
子どもの「嫌」という表現は何かしらのメッセージを発信している証拠。
一緒に向き合って乗り越えることで、子どもとの信頼関係も生まれるでしょう。
責任の押し付け
子供が習い事を嫌がっている時にやってはいけない事として「責任の押し付け」です。
あなたがやりたいって言ったんでしょう?と、ついつい子どもに責任を押し付けたくなるもの。
実際はそうだったとしても、子どもの興味、関心はうつろいやすいもので、成長過程においてそれは当然のことなんです。
自分も後押ししたと思って、全ての責任を子どもに押し付けるのはやめましょう。
無理やり行かせる
子供が習い事を嫌がっている時にやってはいけない事は「無理やり習い事をさせる」です。
子どもの「嫌」という気持ちに無理強いをさせると、より大きなトラブルに繋がることも考えられます。
もしかすると、友だちや先生とのトラブルなどが隠れていたり、早急な対処が必要な場合も考えられます。
一度お休みの時間をつくり、子どもが自然と頑張れる環境を整えてあげましょう。
子どもが嫌がる習い事を選ばないためにできる事とは
子どもが嫌がる習い事を選ばないためには、以下のことができると思います。
- 子供のやりたいを見逃さない
- なせやりたいのか?をヒアリングする
- 親の判断で決めない
はじめから必要のないミスマッチがなければ良いですよね。
子どものやりたいを見逃さない
子供の嫌がる習い事を選ばせないためには「子供のやりたいを見逃さない」が重要です。
普段から興味、関心を持っていることにアンテナをはっておきましょう。
小さな体験をたくさんさせてあげることで、それに気づきやすくなるかもしれません。
なぜやりたいのか、ヒアリングする
子供の嫌がる習い事を選ばせないために「なぜその習い事をやりたいのか?」をヒアリングするのも重要です。
人の気持ちは子どもといえどそれぞれ。
「なぜやりたいのか」をまずはよく聞いてあげることが何よりも大切です。
聞いてあげることで、子ども自身も、自分では言葉にできなかった気持ちが言語化され、目的意識もしっかり芽生えるでしょう。
迷ったりしたときには、その言葉を一緒に反芻し、再確認することもできます。
親の判断で決めない
習い事で子供が嫌がるのを防ぐためには「親の判断で習い事を決めない」のも大事です。
「子供に将来役に立つ習い事をさせたい!」と考える親御さんの気持ちは充分にわかります。
ただ、子供自身が、その将来設計を理解できているかというとそんなことはありませんよね。
だからこそ、親の判断だけで決めることはやめましょう。
子供の習い事は「続けること」で効果を出すと言われていて、そのためには、本人が望んで楽しめていることが大切。
なにかしらの苦痛を感じている場合には「スパッと止めることも子供の成長には必要」ということを念頭に置いておきましょう。
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まとめ
今回は「子供が習い事を嫌がる8つの原因」と「親が大人がしてあげられること」について解説していきました。
子どもの悩み事について悩んでいる親御さんの参考になれば幸いです。
「もっと良いところを伸ばしてあげたい!」と我が子を思う気持ちは必ず伝わります。
よりよい形で、一緒に適正を探っていければ良いですよね。
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