ひな祭りって何するの?定番の祝い方からアイデア満載の方法まで解説
ひな祭りって何をしたら良いの?と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか!
そこで今回は、ひな祭りの伝統的な過ごし方から、食事、独自の過ごし方までを一挙ご紹介していきます。
この記事を参考にすることで、ひな祭りを今まで以上に楽しむことができますよ!
5分ほどでサクッと読める内容になっていますので、ぜひ参考にしてみてください!
ひな祭りは何をするの?【一般的な祝い方】
誰しもが知る「ひな祭り」の本当の意味…みなさんは考えたことがありますか?
“そもそも”ひな祭りは何をするイベントなのか、まずは一般的な祝い方についてご紹介しますね。
順番に解説していきます。
ひな人形を飾る【病や災厄を払う】
ひな祭りといえば「ひな人形」ですよね。
これは子供を病や厄災から守り、将来幸せな家庭を築けるようにという両親の祈りを込めて飾られるものです。
新郎新婦である内裏雛(だいりびな)、そのお世話をする官女(かんにょ)や、護衛の随身(ずいじん)、宴を盛り上げる五人囃子(ごにんばやし)、さまざまな嫁入り道具などが揃ったものがいっぱんてきな雛人形飾りです。
なんといっても華やかな趣を楽しめます。
ひな人形を鑑賞しながら「うれしいひなまつり」の童謡をお子さまと一緒に歌いたいですよね。
ひな人形は、3月3日に合わせて飾るものではありますが、立春から2月中旬あたりまでに飾ると良いと言われています。
2月3日に家族で豆撒きをして、豆を片付けた後ひな人形を飾るといいでしょう。
しかし、片付ける時期には注意が必要です。ひな人形をしまうのが遅れてしまうと「お嫁に行き遅れる」「婚期が遅れる」と言われる迷信もあるので注意が必要です。
菱餅を食べる【子孫繁栄の願い】
ひし形にかたどられた、緑、白、桃色の3色のお餅。
健やかな成長を願って食べる物で、その3色にはひとつずつ意味があるってご存知でしたか?
緑のお餅はよもぎで色付けし、厄除けと健康祈願の意味を、白は菱の実を使って純潔、そして桃色には魔除けの意味を表しています。
また、菱形という形は、繁殖力の強い菱の実が原型とされています。
その原型とされている菱の実は、害虫から身を守るために固いとげで覆われているという特徴があります。
菱の実の固いとげは身を守るためということが転じて、菱の実そのものに魔除けの力があると考えられるようになりました。その魔除けの力を菱餅にも込めようと考えた結果、菱形になったと言われています。
さらに、菱の花には強い繁殖力があり、菱餅には子孫繁栄や長寿の願いを込めたとも言われています。強い繁殖力は、人間では子宝に恵まれるという考えに相当しますよね。
その子宝に恵まれると連想させる繁殖力の強さは当然、菱の実にも伝わっているはずです。その形を模した菱餅にも子宝の運気が宿っていると考えられたのです。
このように菱形には魔除けと子宝の力があると考えられたことから、菱餅が縁起物と考えられるようになりました。
また、菱型は心臓を表したものという説もあり、健康や長寿を願ってひし形にされたという説もあるようですよ。
その説については、地域によって多少のバリエーションがあるようです。
みなさんも、出身やお住まいの地域について調べてみてもおもしろいかもしれません。
子どものことを思う親心は土地は違えど同じですね。
ひなあられ【健やかに成長を願い】
ひなあられは、特にひな祭りの時期限定で販売されるみなさんもご存知のお菓子ですね。
ひなあられは、基本的にピンク・黄・緑・白の4色で構成されることが多く、これは春夏秋冬の「四季」を意味しており、一年を通してお子さまの健やかな成長を祈るという意味が込められています。
ひなあられは前述の菱餅を砕いて食べやすくしたものと言われていますよ。
ちらし寿司【子孫繁栄の願い】
そもそも、日本ではお祝い事にはお寿司を食べる習慣がありました。
「寿司」は「寿(ことぶき)」を「司る」という漢字を用います。
中でも、ちらし寿司は見た目も華やかで豪華。女の子の健やかな成長を願うひな祭りにはぴったり!
具材も地域や家庭によって特色があると思いますが、おせち料理と同じように、ひとつひとつに意味を込めています。
代表的な具材を例にとると…
- エビには「腰が曲がるまで長生きできるように」
- レンコンには「将来の見通しが良いように」
- 豆には「まめに働けるように」
- 錦糸卵には「黄身と白身が金銀財宝を表す」
などなど、もしお家でご用意する場合には、それぞれの思いを込めながら作るのも素敵ですね。
ハマグリの吸物【夫婦円満の象徴】
はまぐりの貝殻は2つ対になっていて、別のものを合わせようとしても合わせられないことから、夫婦が仲良く添い遂げる、という意味合いでお祝い事に食されることが多いです。
お食い初めなどでも食べられることが多い食材の一つですよ。
白酒・甘酒【女性の災厄を払う】
現在ではひな祭りの定番といえば甘酒ですが、もともとは桃の花を漬けた桃花酒というお酒を飲む風習がありました。
中国では昔から桃は邪気を払うと考えられていたほか「百歳(ももとせ)」に通ずるとして縁起が良いとされてきたからです。
日本でも最初は桃花酒を飲む風習がありましたが、江戸時代になると桃の花との色彩の対比が美しい白酒が飲まれるようになったと言われています。
白酒はアルコール度数が高いれっきとしたお酒、アルコール度数が高いため、昔はぐびぐび飲むというよりは舐める程度に嗜むお酒だったそうです。
アルコール度数が高く、子どもが飲むには適さなかった白酒に変わり、ひな祭りの定番として広く親しまれるようになったのが甘酒です。
幼少期に、ひな祭りで甘酒を飲んだ経験がある女性も多いかもしれませんね。
ひな祭りは何をするの?【アイデア次第でもっと楽しめる】
ひな祭りはアイデア次第で、もっと楽しく過ごすことができます。
順番に解説していきます。
ひな祭りイベントに参加する
ひな祭りを楽しむには「ひな祭りイベント」に参加するのがおすすめです。
なかでも「日本3大つるし飾り」や「百段階段」は一見の価値あり。
また「流し雛(ながしびな)」は、 雛まつりの原点とも言われてきた伝統行事 です。
その歴史は古く 「源氏物語」 にも登場していたといいます。
元々はお払いをした人の形代(かたしろ)を舟に乗せて、須磨の海に流すというものだったそう。
この意味は、病気など悪い箇所を形代に接触させることでうつし、 川に流すことでその災いを取り除くという意味があったそう。
実はこれが、災いをかわりに受けてくれるという雛人形の元になったと言われています。
流し雛というとお雛様を流すイメージがあるかもしれませんが、そうではなく現代では 紙粘土でつくった人の形をした人形と願いを書いた紙を一緒に川に流すそうですよ。
着物を着て写真撮影
ひな人形の前で、家族そろって写真を撮ってみるのはいかがでしょうか。
毎年の恒例行事にすると、子どもの成長や、そのときのご家族の雰囲気などがわかって、見返したときに家族全員で楽しめますよ。
家族揃って和服を着るのはなかなかないものです。子どもたちも、みんなで和服を着てお祝いしたことは、きっと生涯忘れない思い出になると思います。
レンタルスペースでパーティー
ひな祭りには、家族や、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚なども招待して一緒にご飯を食べるというのも喜ばれるのではないでしょうか。
1年に1回成長した姿を見てもらい、美味しいご飯を食べながら過ごす時間は、きっと家族にとってステキな思い出になるでしょう。
「こんなに大きくなったんですよ」と定期的にお披露目をする場にもなりますね。
もちろん、同年代のお友達家族とわいわい集まるのも楽しいでしょう!
「ひな祭りパーティーをしたいけれど、家にはみんなを招待できるスペースがない」「ちょっぴり非日常感のある空間でひな祭りパーティーをしたい」という時には、レンタルスペースを使うのもおすすめです。
いつもとは違う場所でひな祭りのお祝いをしたいという方、キッチン付きのプライベートなスペースを探している方におすすめなのがレンタルスペースです。
イベントやワークショップなどでハードルが高い…と思っている方。
ご家族やお友達でのご利用としても気軽な雰囲気の場所、都内や地方でもアクセスのいい場所、たくさんありますよ。
ひな祭りは何をするか迷ったらBUB RESORTがおすすめ
もっと特別なひな祭りにしたい方は、BUB RESORTがおすすめです。
BUB RESORTでは、ひな祭りにもおすすめの体験プランがありますよ!
- 漆塗り蒔絵
- BUB忍者道場
忍術・剣術・手裏剣体験!
BUB RESORTでしか体験できないプランは、お子さまも喜ぶこと間違いなし。
素敵なお土産にもなりますね。
男の子も女の子もBUB RESORTで健やかに遊んで成長しましょう!
まとめ
ここまでひなまつりの楽しみかたをご紹介してまいりました。
ぜひ、お子さまの喜ぶ顔を思い浮かべて、ひなまつり旅行を計画してみてはいかがでしょうか?
予定がまだ決まっていない方はぜひ参考にしてみてください!