キャンプブームはいつまで続くのか?私の意見を語ります
キャンプブームっていつまで続くのか?疑問に感じている人も多いハズです。
グランピングスタッフとして働くわたし個人的な意見を言いますと、キャンプブームは終わらないと思っています。
なぜなら、キャンプはもはや文化になりつつあるからです。
とはいえ世間では、キャンプブームは終わる!終わらない!の論争が繰り広げられています。
この記事では、そんなキャンプブームはいつまで続くのか?の論争に終止符を打ちたいと思います。
一体いつまでキャンプブームは続くのかな?皆さんも気になりませんか??
キャンプブームはいつまで続くのか?【いや、終わらない!が私の意見です】
コロナ渦になり、ますます需要が伸びたアウトドア。
そんなアウトドアの代表格の1つにキャンプがあげられると思います。
コロナ渦で始まったこのキャンプブームは一体いつ終わるのか?結論から述べますとこのキャンプブームには終わりがないと思っています。
どうして終わらないのかという事をここでは私なりに考察して紹介します。
理由①キャンプブームの背景
キャンプが終わらない理由の一つとしてキャンプブームの背景があげられます。
今回のコロナ渦で始まったキャンプブームですが、ブームになった背景にはコロナ渦だけではなく、他の理由も挙げられます。
その理由の一つが、第一次キャンプブームであった1990年代の団塊世代の子供が、大人になり、子供のころの思い出の場所として再来している背景もあります。
また、キャンプのハードルが低くなったことも関係しています。
最近では、ソロキャンプや女子会のような女性だけでキャンプを行う人も増えてきてます。
このブームが始まったきっかけは、2018年に始まったテレビアニメ「ゆるキャン△」です。
今でもゆるキャン△はやってるよね~
「ゆるキャン△」では、原作者のアウトドア体験やノウハウをもとにソロキャンプや女性だけのキャンプを丁寧に且つ楽しめる内容を描いています。
「ゆるキャン△」によりソロキャンプや女子グループキャンプのハードルが下がったといっても過言ではありません。
また、キャンプギアの値段が下がり、初心者でも手が出しやすい価格帯にもなりました。
これだけではありません。
2011年3月に起こった東日本大震災のときに防犯意識が高まったことも要因にあります。
この災害により、キャンプ用品やスキルが防災に役に立つとされ、さらにキャンプ用品が防災に備えられるレジャーとして高い注目を浴びました。
キャンプアニメの爆発的流行から防災の備えになるまで様々な背景があるため、到底キャンプブームが終わることはないと予想されます。
理由②キャンプは流行りではなく文化
二つ目の理由としてあげられるのが、キャンプがブームではなく流行になっていることです。
ファッション業界、食品業界、インテリア業界などの他業界がアウトドア産業に進出しています。
この前、ファッションショーでキャンプ会社の服が出てた!
業界の垣根を超えてキャンプは単なるブームではなく、文化になりつつあると考えます。
また最近キャンプは単に寝泊まりするだけのキャンプではなく、DIYやカヤックなどのアクティビティと一緒にキャンプを行う形になっています。
そのことにより、何回行っても飽きないキャンプスタイルが定着しており、一時的なブームではなく文化として定着しつつあります。
以上の考察のように、キャンプは一時的なブームではなく文化になりつつある傾向があります。
キャンプブームはいつまで続く?「もう終わる」と意見している人を考察
ここでは、キャンプブームはもう終わると意見している人たちをピックアップして考察していきたいと思います。
考察①季節的にキャンプは終わりつつある
「もう終わりつつあると思います、季節的にもう物好きしかキャンプに行かなくなってるので、春になって気候が良くなって皆キャンプに行くかと云うと、キャンプ派と旅行派に分かれてると予想してます。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11252918496?sort=1&page=2
この意見では「冬のキャンプは季節的にモノ好きしか行かない」と言っています。
確かに、冬のキャンプは寒く、キャンプ場によっては氷点下になりうる場所もあります。
しかし、寒いからこそ星がきれいであったり、いつも以上に暖かいごはんがおいしかったりと冬キャンプの魅力的な部分もあります。
さらに、最近では「ととのう」という言葉が流行したように、テントサウナを立て自然でサウナを楽しみながらキャンプするのが若者を中心に増えています。
サウナテント有名だよね~私の友達間でも行ってる人多い
このように、冬でもキャンプを楽しむ人が増えているので、冬だからと言ってキャンプブームが終わるとは限りません。
また春になると、キャンプ派と旅行派に分かれるとあります。
これは、どの季節でも同じことだと思うので春だからといってブームが終わるという事はなさそうです。
春キャンプは気候も温暖でキャンプを始めるには最適だと思うので増えることがないにしろ、減ることもなさそうです。
考察②コロナが終われば海外旅行に流れる
「あと1年ぐらいですかね?安全が確認できた地域から、海外旅行が解禁になり始めれば、そっちにヒトやカネが流れていくだろうから...そしたら、コロナ前のような閑古鳥が鳴くようになるとおもうよ。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11252918496
「コロナの終息と同時にキャンプブームも収束するのではないか」という意見は多いです。
海外に行ける機会があれば海外旅行に一定数の人は流れるでしょう。
しかし、コロナ渦でキャンプブームが起こっているのは日本だけではありません。
世界中でキャンプブームが起こっているのです。
そのため、コロナ渦が終わると同時に起こるのはキャンプのグローバル化です。
今回のコロナ渦をきっかけにキャンプに心を奪われた人たちが世界中のキャンプ場に行くかもしれません。
また、キャンプに魅力を感じている外国人が、日本のキャンプ場を訪れる機会が過去よりも一層増えてくると考察します。
そのためまた今とは違った形でブームがおこると予想します。
考察③ブーム前からキャンプ好きのキャンパー意見
「GOTO始まれば少しは落ち着くんじゃないの。キャンプをやってみたいけど何から始めたら良いですか?みたいな人ばっかりでマジでうんざり早くブーム終わってくれ。」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11252918496?sort=1&page=1
この意見は、キャンプがブームになる前からキャンプが好きだった人の意見だと考察します。
キャンプブームが起こり、若者や初心者が増えたのは事実です。
キャンプを知らない人が増えたためゴミの分別や騒音などのキャンプルールを無視し、周りに迷惑をかけています。
その結果古くからキャンプ好きの人がキャンプに行けない状態になっています。
キャンプをするとき、友達といて楽しいのは理解できますが、ゴミの分別や騒音などの最低限のルールは守りましょう。
それが、キャンプブームを絶やさないきっかけになると思います。
キャンプブームはいつまで続く?「まだ終わらない!」と意見している人を考察
ここまではキャンプブームが終わるという人たちにスポットを当てて考察してきました。
ここからは、キャンプブームはまだまだ続くのではないかと考えている人の意見をあげながら私なりの考察をしていきます。
考察 キャンプギアが安価で手に入る
「以前はピクニックだったものが、道具の普及と低価格化でキャンピングが手軽で身近な存在になった感じがしますね。現に手頃な価格帯の幕を出すメーカーは人気がありますし、大手メーカーでも入門モデルがよく売れます。
可処分所得が上がらない以上、安く遊べるキャンピングレジャーはこのまま推移すると思いますよ」
引用元:https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11252918496?sort=1&page=2
コロナ渦になり、多くの人がアウトドアにシフトするなか、キャンプギアが多様化し、安価に購入できるようになりました。
今までキャンプギアが高くて手を出せなかった人や初心者でも簡単に手を出せるようになり、キャンプを始めやすい環境になりました。
そのためブームは終わらず、このまま継続的にキャンプブームが続いていくと予想しています。
私もまさにその通りだと思います。
キャンプギアもアウトドア業界以外からの参入が増え、今まで以上に身近になりました。
ブームがこのまま継続するとは言い難いですが、このブーム以前のように人数が減っていくことはないと考えます。
【結論】キャンプは趣味を超えて文化に!
様々な意見を考察してきましたが、コロナ渦から始まったキャンプブームは短期間のブームではなく、これから衰える事なく続いていくと考えられます。
是非この機会にキャンプを始めてみませんか?