
いつもBUB RESORTをご利用いただき、誠にありがとうございます。
BUB RESORT千葉で予定しておりました稲刈り体験は、千葉県内で続いた大雨の影響により、今年は中止とさせていただくことになりました。
毎年楽しみにしてくださっている皆さまにとっては残念なお知らせですが、来年また実りの季節を一緒に迎えられたらうれしいです。

▲ 大雨で冠水し、稲穂が倒れて水に浸かった田んぼ
今年の千葉では、8月に大きな豪雨が発生しました。県内では33市町村で農林水産業に約82億8,200万円の被害が出て、水稲だけでも約1,487haが冠水しました。
さらに9月6日〜7日にも大雨が降り、17市町村で約1億9,600万円の被害が確認されました。水稲約217haが冠水したり倒れたりと、収穫を目前にした田んぼに再び大きな影響が及びました。
BUBの稲刈り体験でお世話になっている米農家さんの田んぼも、例外ではありませんでした。重く実った稲は雨と風で倒れ、田んぼには水がたまったままに。それでも、水が引くのを待ちながら、実施できる可能性を探していました。
ところが9月21日、再び強い雨が降りました。ようやく引いた田んぼの水は、またたっぷりとたまってしまいました。
倒れた稲が水に浸かった状態では、子どもたちが安全に田んぼへ入ることはできません。米農家さんにとっても、今は一株でも多くのお米を守るための大切な時期です。
そこでBUBでは、今年の稲刈り体験を見送ると判断しました。ご予約いただいていた皆さま、体験に向けて準備を重ねてきたクルーにとっても、残念な結果です。それでも、安全と米農家さんの作業を何より大切にしたいと考えました。

▲ 冠水した田んぼと倒れた稲、その奥に立つはざかけ用の竹の竿
実った稲が倒れて穂が水や泥に触れると、お米の品質が落ちたり、田んぼの中で芽が出てしまったりすることがあります。倒れた稲はコンバインでも刈りにくく、収穫には普段以上の手間と時間がかかります。
写真の中央に写っている竹の物干しは、刈った稲を天日で乾かす「はざかけ」のためのものです。刈り取って、乾かして、ようやく私たちの食卓に届く。毎日当たり前に食べているごはんは、こうした一年がかりの積み重ねの上にあることを、あらためて感じました。

▲ 雨と風で一面に倒れてしまった稲
BUBが届けたいのは、決められたパッケージの体験ではありません。その土地で、そのとき本当に起きていることを、自分たちの目で確かめて届けることです。
自然の中で遊ぶことは、その恵みだけでなく、厳しさにも向き合うこと。
今回の大雨は、私たちにもそのことを教えてくれました。
稲刈りはできなくなりましたが、田んぼで起きていることをこうして皆さまにお伝えすることも、BUBにできることのひとつだと考えています。
次にごはんを食べるとき、この秋の千葉の田んぼを少しだけ思い出してもらえたら嬉しいです。